相対パスとは?ファイル操作における便利な位置指定方法

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相対パスって一体なに?

相対パスとは、ファイルやフォルダの位置をカレントディレクトリ(現在作業しているフォルダ)を基準にして表現する方法です。つまり、絶対パス(ルートディレクトリからの完全なパス)ではなく、カレントディレクトリからの相対的な位置を示す方法です。

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相対パスの記述方法

カレントディレクトリから1つ上のフォルダへ移動する場合

カレントディレクトリから1つ上のフォルダへ移動する場合は以下のような書き方になります。

..\カレントディレクトリ名

この方法を使うと、現在のフォルダから上位の階層に移動することができます。

これだけ見てもわからないというかたは、上のリンク先にある図が見たほうがよいかもしれないです。

カレントディレクトリから直接下層のフォルダを指定する場合

.\下層フォルダ名

こちらの方法では、カレントディレクトリ自体を表す「.」を用いて、その下にある特定のフォルダを指定します。

まとめ

相対パスを使うと、現在の作業ディレクトリに依存することなく、ファイルやフォルダを参照できます。プログラム内でファイルを扱う際に、絶対パスをコピーして貼り付けるよりも、相対パスを活用することで、移植性が向上し、手軽に操作できるという利点があります。

相対パスの理解は、プログラムを作成する上で重要であり、知っておくと便利です。現在のカレントディレクトリを把握しておけば、相対パスを使ってファイルを参照することが容易になります。

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