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チルダに半角/全角切替を割り当てたい
英語配列キーボードは半角全角切替キーがありません。これは英語配列キーの欠点だと思います。欠点というとなにかおかしいきがしますが。
とはいえエンターが近いことやキー配列が効率的なのは魅力です。しかし半角全角切替を「ALT」+「チルダ」でやらないといけないのがどうしても我慢できませんでした。二つキーを押して切替るのがどうしても耐えられない。そんな方に情報を提供します。
英語配列で半角全角を切りかえる方法はいろいろある
□英配列キーボードで半角・全角を切りかえる通常のやり方は「ALT」+「チルダ」をおす方法です。
IMEでキー設定を変更する。
こちらの方法は例えばファンクションキーに半角全角切替えを割り当てることができます。しかしこちらで問題になってくるのが切替ができるキーが限定されていることです。
IMEではチルダを半角全角切替に割り当てることができません。そこで思いつくのが「casplock」に半角全角キーに割り当てたいと思うのですが、英語配列のキーボードではできないんです。日本語配列キーボードの場合は「casplock」と「英数」が一緒になっているのでこちらの場合は設定することができます。
フリーソフトを使用する。
以下のソフトはスペースバーの両サイドにあるオルトキーで日本語入力を切り替えるソフトです。こちらのソフトは常駐ソフトになっています。
alt-ime-ahk
□keyswapというフリーソフトを使用する
こちらのソフトは簡単な操作でキー操作を割り当てることができるソフトです。keyswapはレジストリを変更するタイプのソフトでレジストリの操作の仕方がわからない方でも簡単な操作でできるのでありがたいソフトです。
レジストリを変更するソフトですので、変更後は再起動しないと設定が反映されません。
英配列キーボードで半角全角をきりかえるには結局どの方法がいいの?
英配列でチルダキーを半角全角キーにしたい。長年日本語配列でパソコンを触ってきたので半角全角キーの位置で切替ができないとかなり気持ちが悪いのです。そんな人は果たしてどれだけいるのだろうかという話ですが・・・
これを実現するにはIMEの設定変更とフリーソフト「keyswap」の合わせ技を使ってください。
つまりはじめにIMEの設定変更で「F8」を半角全角キー(IME上では「IME ON/OFF」という名前になっている。)に割り当てます。
その次に「keyswap」を使ってチルダを「F8」に変更します。
これで再起動すればチルダで半角全角キーを切り替えることができます。
何でこんなにめんどくさいことをするのか
こちらはもっといいやり方があるかもしれませんが、私が思いついたのはこの方法でした。実際にやってみるとIMEにはチルダなんていうキーはありません。しかも「keyswap」のほうは英語配列には対応しているものの、英配列モードにするとそもそも半角全角切替のボタンは存在しないのです。
そのためこちらのふたつを併用する必要があるのです。これを人が読んでも何を言っているのか絶対にわからないと思うのですが、何かの参考になれば幸いです。
追記
キーバインドを変更するソフトは「keyswap」ではなくて、「keyhac」がおすすめかもしれません。keyswapはレジストリをいじってキーバインドを変更するのにたいし、keyhacはpythonというスクリプト言語でキーバインドを制御します。少し設定が検討してみるのもよいかと思います。
【keyhac】OSレベルのキー操作を『Emacs化』できるツール