はじめの一歩 JupyterNotebookの導入から基本的な使い方まで

Jupyter Notebookってなに？
Jupyter Notebookのインストール（導入）
Jupyter Notebookの起動
Jupyter Notebookの基本的な使い方
なぜわざわざJupyter Notebookを使うのか？
参考URL

Jupyter Notebookってなに？

すべてのプログラミング言語にわたるインタラクティブコンピューティングのためのフリーソフトウェア、オープンスタンダード、および Web サービス
Project Jupyter | Home

上記はJupyter Notebookの公式サイトからの引用なのですが、これを読んでもよくわからないので、とりあえずセル単位でプログラムが実行できて便利なソフトと思っていればいいんじゃないでしょうか？

Jupyter NotebookはAnacondaというPythonのディストリビューションをインストールすると一緒についてくるソフトです。このソフトを使うとセル単位でコードが実行されるのでデータ分析がやりやすくなります。

Jupyter Notebookのインストール（導入）

Anacondaを使用している場合はもしかしたらJupyter Notebookがすでにインストールされているかもしれませんがそうでない場合もあるでしょう。Anaconda以外の方法でインストールする場合、Pythonのパッケージ管理ツールであるpipを使用してインストールする方法が一般的です。

念のため以下のコマンドを実行してpipを最新バージョンにアップグレードします。

pip install --upgrade pip

次に以下のコマンドでJupyter Notebookをインストールします。

pip install jupyter

Jupyter Notebookの起動

以下はJupyter Notebookの一般的な起動方法ですが、これ以外にもたぶんあると思います。

Anaconda Navigatorを使用する方法: Anaconda Navigatorを起動し、Navigatorの中にあるJupyter Notebookアイコンをクリックすることで起動します。
コマンドラインから直接起動する方法: ターミナル（コマンドプロンプト）を開き、jupyter notebookというコマンドを実行することで、Jupyter Notebookを起動できます。この方法を選ぶと、デフォルトのWebブラウザが開いてJupyter Notebookのダッシュボードが表示されます。

Jupyter Notebookの基本的な使い方

Jupyter Notebookの基本的な使い方は

ノートブックの作成: ダッシュボード内で「New」ボタンをクリックし、「Python 3」などのカーネルを選択して新しいノートブックを作成します。

コードの記述: ノートブック内でセルにコードを記述します。セルはコードやテキストを記述する単位です。

セルはコードセルとテキストセルに分かれます。テキストセルではMarkdown形式でテキストを記述できます。

Jupyter NotebookでPythonプログラムを実行する方法

セルの実行: セル内のコードを実行するには、セルを選択した後に「Shift + Enter」または「Ctrl + Enter」キーを押します。結果がセルの下に表示されます。

Ctrl + Enter: セル内のコードを実行します。
Shift + Enter: 現在のセルを実行し、新しいセルを追加します。

セルに入力したものは色々な形式で保存できる

Jupyter のノートブックは .ipynb 形式のファイルとして保存し、他の PC で開くこともできますが、Jupyter を利用していない方には PDF や HTML 形式でエクスポートして共有することが可能です。また、Python のソースコード部分のみを実行可能な .py ファイルとして出力することもできます。