ゆっくりムービーメーカー3 ←→ Aviutl間での音割れをなくす方法

ゆっくりムービーメーカー ←→ Aviutl間での音割れをなくす方法について書いていきたいと思います。※この情報は当然ですが既出の情報です。ですが、こちらの記事にたどりついたかたはついでにみていくとよいかもしれません。まずはゆっくりムービーメーカー3とAviutlとの間での音割れについて、どのような事象が発生するのか簡単にふれたあと、そのあとに解決策をみていきたいと思います。

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ゆっくりムービーメーカーとAviutl間の音割れとは?

まずはどういった経緯音割れが発生するのかみていきます。ゆっくりムービーメーカー3で動画出力する場合は以下の手順をふむかと思います。

  1. ゆっくりムービーメーカー3で実況をつくる
  2. .exoとして出力する
  3. .exoをAviutlに読み込み適宜、動画編集を行う
  4. Aviutlで動画を書き出す(エンコードする)
  5. Aviutlでエンコードした動画を再生するとなんだか音が割れている

上記のようにAviutlでエンコードした動画を再生すると音割れします。この音割れについてですが、私は最初きづかなかったのですが、何回も自分が作った動画を再生していると、「なんだか音が割れているな。」というこに気づきます。で、このAviutlで出力した動画が音割れする原因はちゃんと存在していますので次の見出しで原因を解説します。

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ゆっくり→Aviutlで出力した動画で音割れする原因

Aviutl出力の動画が音割れする原因は以下のとおりです。

  • ゆっくりムービーメーカー3の音声サンプリングレートが 8000Hz
  • Aviutlの音声サンプリングレートが44100Hz
  • 両者の音声サンプリングレートの違いにより音割れが発生する

おそらくこの情報のエビデンスがほしいでしょうから、そのあたりも記録しておきます。

まずゆっくりムービーメーカー3の音声サンプリングレートですね。ゆっくりムービーメーカー3の霊夢の音声エンジンは『Aquestalk』というものが使われています。Aquestalkの公式サイトに仕様がのっていますね。

AquesTalk – 組み込み用 規則音声合成エンジン

aquestalk サンプリングレート

ゆっくりムービーメーカーの音声エンジンについては、YMM3ではAquestalk1または2が使われています。最新のYMM4ではAquestalk10も使われています。

この記事の情報にミスがありました。

追記: この記事の情報にミスありに飛ぶ

次にAviutlの音声サンプリングレートを確認します。Aviutlメニューのその他ファイルの情報をクリックします。するとダイアログが表示され。そこに『サンプリングレート』という項目があるのでそこで確認できますね。
aviutl ファイルの情報

ゆっくりムービーメーカー3 ←→ Aviut間の音割れをなくす方法

さて、おまちかねの音割れをなくす方法を書いていきます。音割れをなおす方法はおおまかに書くと2つの方法があります。

  • L-SMASH WorksFileReaderの設定を変える
  • ゆっくりムービーメーカー3から出した音声をあらかじめ44100Hzにする

この記事ではゆっくりムービーメーカー3の音声をあらかじめ44100Hzにする方法の解説は割愛します。こちらの方法は手間がかかるためです。なのでL-SMASHの設定を変える方法を書きます。L-SMASH WorksFileReaderとはAviutlの動画をよみこませるためのプラグインです。なにか特別なことがないかぎりは、ほとんどの人がL-SMASHをつかっているはずです。

それでは、L-SMASHの設定をみていきましょう。

  1. Aviutlメインメニューのファイル環境設定入力プラグインの設定L-SMASH WorksFileReaderの設定へとすすむ
  2. サンプリングレートを44100Hzに変更する。(画像は44000になっているが間違い)Aviutl LSMASH サンプリングレート
  3. Aviutlメインメニューのファイル環境設定入力プラグインの優先度設定へとすすみ、L-SMASH WorksFileReaderを一番上にします。Aviutl 入力プラグイン優先度
  4. いろいろ設定をかえたのでAviutlを再起動します。(たぶんしなくてもいい)
  5. .exoから読みこんだ音声・映像をAviutlでエンコードし、出力した動画の音声を確認します。

わたしはこの方法を検証しましたが、入力プラグインの優先度設定は必ずおこなう必要があります。もしかしてL-SMASHのサンプリングレートの設定だけ音割れなおるんじゃねえか?と思って、優先度設定をはぶいてみましたが、やはり音割れは解決しませんでした。ですので、上記の項目はすべて設定する必要があります。

YMM3 ←→ Aviutl間で音割れをなくす方法まとめ

YMM3 ←→ Aviutl間で音割れをなくす方法をかんたんにまとめると、「Aviutlのプラグイン、L-SMASHの設定で、音声サンプリングレートを変える」ということになります。あとはプラグインの優先度も変更します。

ちょっと心配ごとというか、気になることは、一部情報によるとAviutlで入力プラグインの優先度をかえることによって、おもわぬエラーが発生するかも・・・。といった情報がありました。ただそのあたりは使い続けないとわからないことなのでなんともいえません。それとあとひとう気になるのはYMM3で出力したものはよいんだけども、普通の動画を作るときはL-SMASHの設定で変更したサンプリングレートはそのままでよいのかという問題。↓

どうもいいっぽいです・・・。→なにか問題があったら追記します。

追記: この記事の情報にミスがありました。

この記事の情報に誤りがありました。

ゆっくりムービーメーカー3の音声エンジンはAquestalkがつかわれているのでオーディオレートは8000HZであると書きましたが、ゆっくりムービーメーカー3の動画設定ではデフォルトでオーディオレートが44100Hzになっていました。
ゆっくりムービーメーカー3 デフォルト オーディオレート.PNG

ということは、この記事で書いた、ゆっくりとAviutlでサンプリングレートの違いはない。ということになります。しかし、同じ44100Hzであってもレートが高いからなのかなぜか音割れが発生します。

そのためわたしは最終的にゆっくりムービーメーカー3のオーディオレート設定をわざと8000Hzに落として、L-SMASHの設定も変更して音割れ対策をしています。

情報にミスがありこの記事をもし読んでいる方がいたら、すいませんでした。非常に中途半端な記事になってしまったことを深く反省します。音割れがおこるようでしたら、上記のことなどを検証してみて自分が納得するゆっくりボイスの聞こえ方を見つけていただければと思います。では。

再追記: 2019/2/21 最終調整

まず結論として僕はネットの根拠がない情報に踊らされてしまった形になります。ここまでぐだぐだかいてきましたが最終調整は以下のようになりました。

  • ゆっくりムービーメーカー3 オーディオレート: 48000Hz
  • Aviutl L-SMASHサンプルレート: 44100Hz
  • ゆっくりムービーメーカー3でaviutlを自動起動している場合、lsmashの設定が読み込まれないので設定はその都度やる必要があります。

とりあえずこれが一番しっくりきたということで。あとaviutlを自動起動設定にしている場合lsmash.iniが読み込まれないというとんでもない爆弾がありますので気を付けてください。

【Aviutl】L-SMASHの設定が保存されないので対策した

結局文章が長いだけで全く信頼性がない情報になってしまいました。すいません。

再々追記: 2019/02/24

ゆっくりムービーメーカー3のオーディオレートが48000HzでL-SMASHの設定を44100Hzにすると音ずれが発生することがわかりました。なのでゆっくりムービーメーカーのオーディオレートを48000HzにしているのならばL-SMASHの設定も48000Hzにする必要があるようです。

結局、再々追記時点でYMMもL-SMASHどちの設定も48000Hzにしています。ほんとこのあたりネットの情報だけしか知識がなくて、根本的な知識がないので、この記事をみて混乱した方がいたらすいません。

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