こんにちは。ゆっくりムービーメーカー4の音質改善はできないけど、いろいろ妥協案というか、そこらへんならあるようというテーマで書いていきたいと思います。
※注意: この記事で書いているのは、ゆっくりムービーメーカー3の記事じゃなくて『ゆっくりムービーメーカー4』の記事だからそこんとこはよろしくおねがいいたします。
ゆっくりムービーメーカー4の音質改善ができない理由
ゆっくりムービーメーカー4には音質を改善するための機能はありません。サンプリングレートを変える項目があるのですがそれを変えても大して音質はかわりません。一応これ断言する理由としては普通にUIのどこさがしても、音質改善する項目がないからです。もし間違っている情報だったら、あとで機能が追加されたかもしれない。(記事執筆日時20190209)
音質じゃないけど、音程とか音量を変える項目はある。
音質のはなしからそれるけど、音量はけっこうだいじ。100のままだと音量が小さい可能性がある。ただこれ良し悪しを決め方は人によると思う。
音質改善の妥協案『AquesTalk10』を使う
実はゆっくりムービーメーカー4から新たな音声合成エンジン「AquesTalk10」が追加されている。
AquesTalk10の概要を簡単にかいておく。
- AquesTalk10開発会社: アクエスト株式会社
- AquesTalk10の特徴: AquesTalk,AquesTalk2の後継として、両エンジンの特徴を維持したまま、クリアな声質、高い明瞭性
- 公式ホームページ: AquesTalk – 組み込み用 規則音声合成エンジン
AquesTalk10はおそらくゆっくりムービーメーカー3には入っていないはず(未確認)。AquesTalk10をつかってみるとわかるが、結構音質がクリアになるのでびびる。ただ『ゆっくりボイス』としてみたときに音質がクリアすぎて少し『違和感』があるのはたしか。
ゆっくりボイスってもともと音質わるいよな?
ここらあたりはどうでもいい個人的見解になるので注意。『ゆっくりボイス』ってたぶんもともと音質がわるよな?なんていうかこもった感じというか。でも逆にそれがあたたかみのある声につながっているような気もしてきた。なのでゆっくりボイスは音質がわるいけど別にそのままでもいいんじゃねえかという結論にいたった。ちなみにこの話はゆっくりムービーメーカーで使われている『AquesTalk』の話。AquesTalk10はめっちゃ音質がクリアになるので、もはやゆっくりボイスじゃなくなってしまう感じ。
音質はあれだけど、音量はやっぱ少し大きめがいいと思った。このへんは好みだと思うけど。
ゆっくりボイスのアクセントとは?
ゆっくりボイスの音質とは全くべつのはなしになってしまうけど、『アクセント』って概念があって、文章のなかに特定の文字をいれるとアクセントをつけることができる。あまり知る必要はないかもしれないけど、なんか参考になるかもしれないので、ここに書いとく。ソースは公式が出しているんでそっちみてもいい。
アクセントの記号や文字 | 役割 |
---|---|
「、」「,」「。」 | セリフを区切ることができる。棒読みを防ぐ |
「’」(シングルクォーテーション) | 文字の後につけるとアクセントがつく。→「こ’んにちは」 |
「/」「+」 | セリフを区切る。「/」は区切りが明確な場合。「+」は区切りが曖昧な場合 |
その他にもあるんだけど、動かないやつとかもあったので、とりあえず公式みたほうがよいかも。
音質をかえるのではなく声そのものを変える
VOICEROIDを使う
ゆっくりムービーメーカーは、外部のボイス音源を使用することができるらしい。外部のボイス音源で有名なソフトにはVOICEROIDというものがある。VOICEROID側でセリフを保存すると、.wavファイルと.txtファイルが出力されるので、.wavファイルをゆっくりムービーメーカーにドラッグ&ドロップ→追加ボタンをクリックするだけで、簡単にvoiceroid音源を追加することができるようだ。このときテキストファイルに書かれている内容も自動で入力されるみたい。(この情報実際にやったわけじゃないので自分でやってみて。)
ゆっくりムービーメーカーの『カスタムボイス』って機能を使うと追加ボタンもおさなくてよくなるっぽい。ドラッグ&ドロップで自動で追加されるってこと。
カスタムボイスで、音声ファイルとテキストファイルのある場所を指定をしおくとドラッグ&ドロップで自動でゆっくりのタイムラインにボイスと字幕が追加される。この設定画面は『ゆっくりムービーメーカー4』。4にもカスタムボイスの機能はある。動作確認はしてないけどたぶん動くんじゃないでしょうか。
CeVIOを使う
CeVIOはソフトウェアではあるのだけど、いろんな会社がかかわっていてプロジェクト形式で開発が進められている。CeVIOの特徴としては音声合成の特徴としては、人の音声を録音して切り貼りして合成するVOCALOIDやVOICEROIDとは異なり、人の発声方法をシミュレーションすることにより音声合成を行う。 このあたりは文みてもよくわからんのであれかもしれないけど。
CeVIOは有料なんだけど無料の体験版を使うことができる。しかし、無料版だと.wavファイルの書き出しができないので、無料体験版の場合はゆっくりムービーメーカーでボイス音源を使用することはできない。
ゆっくりムービーメーカー4でCeVIOの感情系パラメーターが調整できるようになったみたいです。
CeVIOの感情系パラメーターに対応しました pic.twitter.com/oWTC36oAey
— 饅頭遣い@YMM4α公開中 (@manju_summoner) 2019年1月15日
おすすめ動画
外部音源をゆっくりムービーメーカーで使う場合は有料でソフトを購入する必要があるけど気になる人はやってみるといいと思う。
↓おススメ動画としてはこのあたりが丁寧でなんかわかりやすい。
まとめ
ゆっくりムービーメーカー4の音質改善の話からだいぶ話がそれてしまったけど、このあたりで話をまとめておこうと思う。
- 音質(声質)は改善できないが音量と音程は変えられる
- 声の種類を変えることができる。ゆっくりムービーメーカー4では『AquesTalk10』が追加された
- 外部のボイス音源を使用可能
結論としては、音質悪いけど、それがゆっくりボイスだって感じかしら・・・。 以上。
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