PremierePro CS6 のテキストが複製できない。コピーしたテキストを変更すると、コピー元のテキストも変わってしまう。Alt+ドラッグで複製しても、コピー元と同じになってしまう。解決方法について解説していきます。
PremierePro CS6 のテキスト複製問題の概要<
PremierePro CS6はテキスト複製に問題があり結構深刻な問題になっています。
テキスト複製問題の概要は以下のようなものです。
- この問題はテキストをコピー貼り付けや、テキストを複製してクリップを作成します。
- コピーまたは複製したテキストを変更すると、コピー元にも変更が反映される
この問題はAdobe製品がクラウド化された現在でも議論されていて、コミュニティの意見もちぐはぐであり非常に深刻な問題です。
複製したテキストを変更するとコピー元のテキストが変更される問題の解決方法
ぶっちゃけるとこの問題の解決方法は 「ありません。」
この問題はPremierePro CS6で起こる問題で、現在のクラウド版であるクリエイティブクラウドではすでにこの問題は解決されています。クリエイティブクラウドのPremiereProではAlt + ドラッグでクリップを複製すると、新しいクリップとして複製されます。同じ方法をPremierePro CS6で行うと全くうまくいきません。
この問題は、いくつかのサイトで議論されていますが、結局根本的な問題解決には至っていません。
- Duplicating a text clip and changing the letter… | Adobe Community
- コピーペーストしたクリップの編集内容がコピー元に反映されてしまうら | Adobe Community
コピー元のテキストまで変わってしまう問題を解決する妥協案
実はタイムラインで複製はプロジェクトパネルの同じオブジェクトをコピーしているだけです。なのでコピーしたほうのテキストを変えるとコピー元のテキストも変わってしまいます。この問題を解決するにはプロジェクトパネルで複製を行います。プロジェクトパネルで行った複製は違うオブジェクトとして複製されるので、これをタイムラインに配置します。
ちなみに複製のショートカットキーはShift + Ctrl + /です。ぶっちゃけこのショートかっともやばい。だいたいのソフトは複製はctrl + dです。ただ、PremierePro CS6にはキーボードのショートカットを変更できる設定があります。
まとめ
残念ですがPremierPro CS6についてはこの問題の解決方法はありません。
クリエイティブクラウドではすでにこの問題は解決されています。
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