MMDBridgeでCyclesレンダーを使おうと思ったら導入方法がめんどくさすぎて導入を断念した話を書いていきたいと思います。
こちらべつに不満というわけではなくて、ただただめんどくさかったという話で、実際につかうことはできるっぽいので、MMDBrigeでBlenderのCyclesレンダーをつかってみたい人は参考してもらってもよい話だと思うので書いておきます。
MMDBridgeとはなんなのか?
MMDBrigeはMikuMikuDanceでレンダリングするときにMMD以外のレンダリングエンジンを使用できるようにしたもので、そのためのプログラムがパッケージングされて配布されているものです。プログラミング言語にはPythonで書かれているようです。MMDBrigeは次のソフトに最初次の3DCGソフトに対応されていました。
- Cinema4D
- Houdini
- Maya
- GuerillaRender
最初はBlenderに対応していませんが、あとから外部の人物がBlender Cyclesレンダラ用スクリプトを作ったという経緯があるようです。
MMDBrigeの概要
- MMDBrigeとは: MikuMikuDanceのレンダリングで外部のレンダリングエンジンを使用できるようにしたプログラム群である
- 開発者: かにひらさん(人違いの可能性あり)
- 開発者リンク: かにひら(@kanihira)さん | Twitter
- MMDBrigeの歴史: 不明(結構古いとおもわれる)
- MMDBrigeダウンロードリンク: ダウンロード – MMDBridge
MMDBrigeをBlenderで使えるようにしたスクリプトとは?
uimacさんが開発したMMDからリアルタイムで取り出した描画ジオメトリデータを丸ごとスクリプトで処理できる「MMDBridge」というツール用のスクリプトです。このスクリプトではBlenderのGIレンダラであるCyclesに最適化したblendファイルを出力することができます。
こちらはスクリプトなので通称では「MMDBridge Cyclesスクリプト」と呼ばれているようです。
「MMDBridge Cyclesスクリプト」の概要
- 「MMDBridge Cyclesスクリプト」とは: MMDBrigeの機能をつかってBlenderのCyclesレンダーをMMDで使える用にしたスクリプト群
- 開発者: cohfin
- 開発者リンク: “気が向いたときに書くやつ”
- 歴史: 2013年頃
- ダウンロードリンク: “MMDBridge Cyclesスクリプトを作った
MMDBridgeとCyclesレンダースクリプト、導入めんどすぎて断念
MMDBridgeでBlenderのCyclesレンダーを使うには Python3.4の32ビット版が必要ということ で、ここで導入を断念しました。それ以外はサイトの説明どおりやっているとうまくいきます。しかしBlenderでmikumikudanceを起動できるようアドオンを追加し、いざ起動しようとするとうまくいきませんでした。原因は上記のことがあるのかなと思います。
MMDBrigeとCycles用スクリプトで知っておいたほうがよいこと
注意点というほどでもないですがもし使おうと思っているかたは以下のことを知っておいたほうがよいでしょう。
- MMDBrigeとMikuMikuEffectsの併用はできない。
- 導入に際してファイルのコピペ作業がある。すでにMMEを導入している人ははまる可能性あり。
- Blenderにアドオンを追加する必要あり。
- Python3.4の32ビット版が必要
このあたりは、両方のサイトを見ればかかれていますが、もしかしたら、導入時にハマるかもしれません。
いろいろうまくいったら、こんな感じでBlenderのプロパティパネルのシーンタブからMMDを起動できるようになるはずなのですが、Python3.4の32ビット版がないからうまくいきませんでした。Pythonをまたインストールするのはだるいので導入を断念しました。
まとめ
おそらく最後まであきらめずに手順通りにやったら、MMDでCyclesが使えるようになるんだろうけど、今回はめんどかったので断念しました。
ちょっと話は違うかもしれませんが、MMDのモデルをBlenderに直接読みこめるようにした「mmd-tools」というアドオンがあるのでそちらを使ってモデルを読みこんで、Cyclesレンダーをつかうのもありかと思います。ですが、結果が同じになるかどうかまではわかりません。
MMDBrigeが気になった人はつかってみてはいかがでしょうか? では。
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