【MMD】MikuMikuEffectsとRayMMDを導入しよう【ステップ⑤】

この記事はMkuMikuDance初心者がMikuMikuDanceをひととおり使いこなせるようになるのを目指す記事で、ステップ①からつづいてます。今回はMikuMikuEfectsとRayMMDについて解説していきます。

MMEってなんだ?RayMMDってなんだ?って思われているかたむけにもわかりやすく情報をまとめるつもりです。MikuMikuEffectsを使えるようにするための設定、RayMMDの概要を解説したあと導入もやってきます。RayMMDの使い方に関しては文字数が膨大になるので、今回は導入と基本的な設定のみに絞ってお伝えしたいと思います。

MikuMikuEfectsを導入しよう。概要や導入方法を解説

MikuMikuEffectsはMikuMikuDanceでエフェクト効果をつけられるようにするための「拡張機能」になります。ここはポイントでMikuMikuEffectsはソフトではなく拡張機能なのです。MikuMikuEffectsは通称「MME」と呼ばれています(以下MMEでいきます。)

実はMikuMikuDanceには初期状態では高度なエフェクトの機能がありません。MMEが作られた背景はこういう事情があったのかもしれません。MMEがあるとMikuMikuDanceのさまざまなオブジェクトにエフェクト効果をつけることができます。エフェクトは現実世界にあるような風景や、現実をこえたような表現までさまざまあるでしょう。もっと詳細に書くとMMEはエフェクトファイルを読みこむための拡張機能になります。このエフェクトファイルは、全世界のコミュニティがインターネット上に公開しています。そのひとつが「RayMMD」になります。

MMEとはなにか?

  • MMEとは?: MikuMikuDanceでエフェクト効果を使用するための拡張機能である。
  • 開発者: 舞力介入氏
  • 歴史: 2010年~
  • 使用方法及びインストール方法: dllファイルをMMDフォルダにコピペ
  • 開発者及びダウンロードリンク: MikuMikuEffect ver0.37:舞力介入ブロマガ

MMEはこの記事の執筆時点では最新バージョンは0.37になります。MMEの入手先は開発者ブログから入手することもできますが、以下のリンクからでも入手することが可能です。

MME導入のやり方

MMEはソフトウェアではりませんのでインストールなどをする必要はありません。まずは簡単に書いて、そのあと詳細に導入方法を解説します。

  1. MMEのダウンロードリンクからMMEを入手する。
  2. Zipフォルダのなかにある3つの.dllファイルをMMDのフォルダにコピペする。
  3. MMDをたちあげて右上にMMEffectと表示されていれば導入完了

MMEをダウンロードしたら3の.dllファイルがあるはずなのでそれをMMDのフォルダにコピペします。

mme tutorial(1)
上記画像のように、MMDの実行ファイルがあるフォルダに3つの.dllファイルを貼り付けるようにします。

mme tutorial(2)
上記のように、MMDをたちあげて右上に「MMEffect」と表示されていればMMEの導入は成功したことになります。

エフェクトを使用するには?

MMEはあくまでもエフェクトを使用するための拡張機能であり、エフェクトファイルを別途用意する必要があります。エフェクトデータについてはVPVP wikiに配布先がまとめられています。

エフェクトを使用する前にMME開発者が作成した動画をみておくことをおすすめします。なぜならこの動画にはエフェクトを使う上で非常に重要な情報が含まれているからです。

エフェクトファイルの拡張子は.fxファイルになっており次の条件で.fxファイルが自動で読み込まれるようになっています。

  • モデルファイルまたはアクセサリファイルと同名 かつ 拡張子が.fxのファイルをつくる。モデルを読みこむと自動で同名の.fxファイルが読み込まれる
  • モデルファイル名にエフェクトファイル名を埋め込んでも認識される
    例1: Model/初音ミク【~.fx】.pmd
    例2: Accessory/negi【~.fx】.pmd

MMEのその他の使い方としては、オブジェクトを直接指定してエフェクトをセットすることもできます。オこれはMMEの機能です。MMD右上にある、MMEffectと書かれている部分をクリックするとMMEのツールがたちあがります。

mme tutorial(3)
上記のようにMMEの機能をつかって、オブジェクトを直接指定してエフェクト効果をつけることもできます。

MMEの具体的な使い方

もしかするとこれまでの説明で、まだMMEの概要が見えてこないかもしれません。わたしはひとまず、LearnMMD.comからSSAOというエフェクトを入手しました。


上記画像のように、外部から入手したエフェクトは、専用のフォルダをつくって管理しておくと楽かもしれません。

mme tutorial(4)
アクセサリの読み込みでSSAO.xを読みこむと自動で同名のエフェクトファイル(.fx)ファイルが読み込まれます。アクセサリの読み込みなので.xファイルしか表示されませんが、実際のフォルダの中身は、.fxファイルも一緒に同封されています。SSAOの効果としてはモデルをくっきりときわだたせることができます。このようにxファイルを読みこんで自動で、エフェクトを読みこませる方法、または、MMEの機能を利用して直接オブジェクトを指定してエフェクトを適用させる方法があることを認識しておきます。

ちなみに画像はSSAOを適用する前の状態ですので実際の効果が気になるなら自分で試してみるとよいかと思います。

RayMMDを導入しよう。概要と導入方法を解説

RayMMDとは、Ray-MMDは物理ベースのレンダリングをする リアル系エフェクト 。シェーダー、ポストエフェクト、オフスクリーンレンダーターゲットを使う総合型エフェクトです。しかしこれをみてもぶっちゃけよくわからないはずです。結局のところRayMMDとは簡単にいうとMMEで使用できるエフェクトになるかと思います。ただこのRayMMDは統合型エフェクトと呼ばれるだけあって、ひととおりのエフェクト機能が網羅されています。拡張機能のようなものも実装されているので、これひとつあれば、結構いろんなことができるのではなかろうか、という感触があります。

RayMMDは海外発のエフェクトなので海外で人気の印象があります。特徴として、モデルにリアル感を出すことができるエフェクトがあり、国内外で、RayMMDをつかったいくつかのチュートリアル動画が存在します。

RayMMDとはなにか?

RayMMDはさきほどの見出しにも書いたように、簡単にかくといろんなエフェクトがつまったものになりますが、独自の拡張機能もあるため、ただのエフェクトとかくとなにか語弊がある可能性もあるのでそのあたりは誤認しないようにお願いします。

RayMMDの導入方法

RayMMDの導入はいたって簡単です。ダウンロードリンクからRayMMDのZIPファイルをダウンロードし、MikuMikuDanceの任意のフォルダに解凍したRayMMDのフォルダをコピペするだけです。

RayMMDはこの記事執筆時点だとv1.3とv1.5が公開されていますが、最新のMMDだとv1.3の一部のファイルは動かない可能性があります。(筆者の環境では動かないものがありました。)基本的にはv1.5をダウンロードしておけば問題ないかと思います。

mme tutorial(5)
導入に関しては、上記画像のように、任意のフォルダにコピペするだけです。あとはMMEからRayMMD内のエフェクトを使っていけばよいのですが、RayMMDのエフェクトでモデルにリアル感を出すにはいくつかの手順を踏む必要があります。その手順をここに書くと文字数が膨大になりますので、そのあたりは別記事で解説したいと思います。

RayMMDをつかうとどういう感じの質感になる?

RayMMDの実体はエフェクトなのですが、エフェクトコントロール機能もそなえているため、好みの質感にしあげていくことができます。基本的にはマテリアルエフェクトをつかってあらかたの質感を決めますが、最終調整はraycontrollerでしあげていきます。

kathychan raymmd
Raymmdをつかうと例えば上記のような感じにしあげることができます。光のあたりかたがへんですが調整中。モデルは海外のyoutuberが配布しているkathychanを使用。

RayMMDはモデルを発光させたり、金属の質感にしたり、つやつやにしたり、とにかくいろんなエフェクトがひととおり網羅されています。とりあえずこれ一個あれば結構いろんなことができるのではないでしょうか?という感じのエフェクトです。

MMEとRayMMDまとめ

  • MMEとはMikuMikuDanceでエフェクトファイルを使用するためのツールである
  • エフェクトファイルの拡張子は.fxでhlsl言語で書かれている
  • RayMMDとは、様々なエフェクトとエフェクトコントロール機能をそなえた統合型エフェクトである。
  • RayMMDのエフェクトやそのほかのエフェクトを使うにはMMEを導入する必要がある

かなり長文になってしまいましたが、これで、MMEとRayMMDの概要はつかめたのではないでしょうか?MMEは一見使い方が難しそうに見えますが、実際には、特定のオブジェクトにエフェクトをわりあてるだけなので、実は全然難しいものではありません。ここではMMEの詳細な使い方まで解説しませんでしたが、また別記事で解説できればと思います。