Blenderで 日本刀の刃の部分 をモデリングします。
日本刀の柄のモデリングに関してはこちらの記事をご覧ください。
Blenderで 日本刀の柄 【Array】 | 初心者のプログラミング
Blenderで日本刀の刃をモデリングするときのポイント
- cubeオブジェクトをスケールさせる
- 日本刀の はばき はインサートを使って作成する。
- ループカットを使って刃の湾曲を調整する。
Blenderで日本刀をつくっていきますが、結構適当につくります。この記事で紹介する方法はある資料を基に作成していますが、もっと良いやり方はあるかもしれません。
実は日本刀は つば の上に はばき というものがありますので最初に はばき をCubeオブジェクトで作成していきます。実際の刃の部分はBlenderのインサートをつかって作成していきます。その他のテクニックとして Merge を使います。Merge(マージ)は日本語だと「まぜる」という意味になります。Mergeを使うと頂点を合体させてひとつになります。刃先のとがった部分を作成するときに使います。
まずはCubeオブジェクトで日本刀の はばき を作ろう
はばきの部分はCubeオブジェクトで作成します。つばの上にくるように調整します。大きさは適当でもよいでしょう。つばの上にCubeを作るテクニックとしてはShift + sを実行してCursor to Selectedを使う方法があります。このあたりはちょっと伝えるのが難しいですがやればわかります。
画像にはのせてませんがはばきにループカットを入れます。このあたりは細かい作業なので、最後の動画をみるとよいでしょう。
インサートを使って日本刀の刃を作成する
インサートのショートカットキーはiです。インサートをすると面を挿入できます。はばきの上面をインサートした状態は次の画像のようになります。
刃先の部分はスケールさせます。刃先の部分をスケールさせると次のような状態です。
このインサートした面を押し出します。このときまっすぐ押し出すのではなくて、少しななめにずらしておくことがポイントです。
ループカットを使って刃の湾曲を調整します。
刃の先端部分をマージで作ろう。
刃の先端部分はとがらせるために Merge という機能を使います。実は刃先の部分はスケールしただけなので次の画像のように。頂点間が狭まっているだけです。
画像の2点を マージさせて 1つの頂点にします。マージは画像で説明すると膨大になるので、最後の動画をみるとよいでしょう。
マージが終わったら刃の先端部分を調整して、日本刀の刃の部分は完成です。
いろいろおかしいですが完成品は次のようになります。
Blenderで日本刀の刃を作成する動画をみる
Blenderで日本刀の刃を作成する作業は、結構簡単です。使用頻度がおそらく低い インサート機能とマージ があるくらいであとの作業はBlenderでよく使う操作でできます。それではBlenderで日本刀の刃を作成する動画を貼っておきます。
のこっている日本刀モデリング
Blenderでの日本刀モデリングはこれで終わりかと思いきや実は 鍔(つば)をまだつくっていません。別になくてもよいのですが、つばがないとたぶん日本刀とはよべないでしょう。つばはたぶん敵に突き刺したときに手が滑って刃の方にいかないようにする為のもので、ネットで検索すればどんなものかわかると思います。次回はBlenderで 日本刀の鍔 をつくっていきたいと思います。
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